水でも痛む髪

髪は、肌と同じで弱酸性。

pH値でいうと4,5~5,5ぐらいの時が一番良い状態と言われています。

水道水のpH値は大体7~8で中性からアルカリ性といわれています。

髪の毛はアルカリ性に傾くと、傷むと言われています。

水道水をかけると髪の表面のキューティクルがひらき、髪の毛の中にある成分(タンパク質等)が流失し、ダメージが進行します。

水は、普通中性だと思われている人は多いと思います、水は水でも、水道水は別になります。

水道水は殺菌のため、塩素が残留しなければならないのです。

塩素が含まれている日本の水道水はアルカリ性になります。

この塩素が髪を傷める原因になります。

塩素はたんぱく質に付着する性質を持って、すぐに皮膚や毛髪にくっついてしまうのです。

髪は自己再生力がないので、一度傷ついたらそのままの状態が続くことになります。

そのため、水道水で髪の毛を洗うとダメージにつながるというわけです。

最近では、シャワーヘッドを取り替える事により、塩素を除去したりなど髪や肌に負担をかけない様にする商品が色々出ています。

ほんの少しのことで髪や肌は、とても影響を受けます。シャンプーやトリートメント等のケア用品ももちろん大切ですが、ぜひお水にもこだわって頂けたらよりよいケアが出来るんではないかと思います。